ヤクルト1000 のヒットが止まらない。
通常のヤクルトの5倍に乳酸菌を含んだヤクルト1000。ヤクルト1000は睡眠の質を上げる効果やストレスを解消する効果を持つ機能性表示食品である。多くの人がその効果を実感している。
ちょっと時間いいですか?ヤクルトレディさんにヤクルト1000を届けてもらったんですけど、最近ぐっすり眠れます。肌の調子もいいです。ヤクルトレディさんありがとうございました!
という気持ちを込めて色紙を書きました。 pic.twitter.com/GJdAJAS3tU— 神宮大ヤク学部 准教授.250 (@JinguUniversity) April 15, 2022
ヤクルト1000を約2ヶ月飲んだ感想。 pic.twitter.com/vukHKXcrA4
— Fujifumi (@Fujifumi4) April 14, 2022
「最近よく眠れない…」「寝つきが悪くて困っている…」という人はヤクルト1000を試してみるのはいかがだろうか。この記事ではヤクルト1000の効果や他の製品との違い、そして飲み方について解説してきます!
目次
ヤクルト1000とは?なぜここまでヒットしているのか?
ヤクルトはシロタ株という乳酸菌を含んだ乳酸菌飲料である。誰もが一度は飲んだ事があるのではないだろうか。あの独特な色と味わいは癖になる。
通常のヤクルトは200億の乳酸菌が含まれているが、ヤクルト1000は名前の通り1000億の乳酸菌が含まれている。ヤクルト1000に使われている乳酸菌は通常のヤクルトと同じだがその乳酸菌量の多さが効果に繋がっている。
ヤクルト1000が爆売れしている理由は確かな効果を実感する人が多いからである。冒頭に示したようにツイッター上で効果を実感した声が多くみられる。また、マツコ・デラックスさんや高嶋ちさ子さんなどの有名人も、ヤクルト1000を飲むとすぐ眠れるようになったと効果を実感している。

ヤクルト1000にはどんな効果があるのか?
ヤクルト1000には三つの効果がある。
- 睡眠の質の向上
- ストレスの緩和
- 腸内環境の改善
ヤクルトは試験を控えた医学部生を対象にデータを取りこれらの機能を確認した。確かに試験を控えた医学部生はストレスが多そう・・・
しかし、どうしてヤクルト1000がこのような効果を持つのか、そのメカニズムは明らかにされていない。高密度の大量の乳酸菌が腸内細菌叢や神経系に働きかける事によるものと予想されている。ストレス化では交感神経が活発になり、落ち着いている時は副交感神経が活発になると言われており、そのバランスが睡眠の質やストレスに影響を与える。ヤクルト1000に含まれている乳酸菌は神経に働きかける事で交感神経と副交感神経のバランスを取る。その結果、睡眠の質の向上や、ストレス緩和に繋がる。
また、乳酸菌は腸内を産生にして腸に良い働きをする善玉菌が増えやすい環境を作る。また、乳酸菌が善玉菌のエサとなり善玉菌の増殖を助ける。その結果、乳酸菌により腸内環境が改善されるのである。
睡眠の質を上げる他の製品は?
「よく眠れない…」「寝つきが悪い…」と悩んでいる人は多いだろう。ヤクルト1000以外にも睡眠の質を上げる製品は多くある。
ドリンクタイプ、ガムタイプ、チョコレートタイプなど様々な物がある。



これらの商品にはGABAという物質が含まれている。GABA入り〇〇という商品を見たことがる人もいると思う。このGABAが機能性を発揮する。睡眠に悩みを持つ健常者がGABA摂取により深い眠り(ノンレム睡眠)の時間が増加する事や起床時に気分の良さが改善されるという研究データがある。そのデータに基づき、GABAを含んだ食品が睡眠の質の改善に繋がると考えられている。
一方で、ヤクルト1000による睡眠の質の向上はGABAによるものであるかは分からない。乳酸菌は様々な物質を生産し身体や腸内細菌叢に影響を与える。その中にGABAも含まれているが、GABA以外の物質が大きな影響を持つ可能性もある。このあたりの研究は今後さらに進めていく必要があるだろう。
ヤクルト1000が他の食品と睡眠の質を向上させるメカニズムが違うかもしれない事は一つのメリットであると考えらえる。GABAによって必ずしも寝つきが良くなるわけではない。個人差がある。GABAを含んだ食品で寝つきが良くならない人も、ヤクルト1000であれば寝つきを改善できるかもしれない。逆もまた然りであるが… GABAを含んだ食品やヤクルト1000のいずれにせよ、自分の体で試してみて効果を実感できる方を選ぶ事が必要であろう。
ヤクルト1000はいつ飲むのが良いのか?朝それとも夜?食前それとも食後?
「せっかくヤクルト1000を飲むなら確かな効果を実感したい」と考えるだろう。それでは飲むのに適したタイミングがあるのだろうか。答えは”いつ飲んでも大丈夫”である。朝でも昼でも夜でも、食前でも食後でもいつ飲んでも問題ない。
飲むタイミングより重要な事が毎日飲む事である。腸内に取り入れられた乳酸菌は日々の排便と共に体外に排出されてしまい、腸に定着しないため、毎日乳酸菌を補充する必要がある。
飲みやすいタイミングを見つけて毎日ヤクルトを摂取する事が確かな効果の実感に繋がる。毎朝起きたら飲む、お風呂上りに飲む、など毎日このタイミングで飲むと決めるのはいかがだろうか。
ヤクルト1000はどれだけ飲むのがいいのか?たくさん飲んだら効果が上がるのか?
「とにかく睡眠の質を上げたい」と考えている人はヤクルト1000を一日2本飲めばいいのではと考えているのではないだろうか。しかし、一日に2本飲んでも効果は変わらないと言われている。大事なのは継続して飲む事である。
また、「乳酸菌の量が必要なら普通のヤクルトを大量に飲めばいいのではないか」と考える人もいるだろう。しかし、普通のヤクルトをヤクルト1000の乳酸菌量と同等になるように飲んでも効果は発揮されないらしい。ヤクルト1000の乳酸菌の高密度が効果に重要なのである。開発者が言っているのだから間違いない!

ヤクルト1000の安全性は?
「ヤクルト1000には大量の乳酸菌が入っていて体に良くなさそう…」と考える人もいるのではないだろうか。答えとしては安全性に問題はない。
ヤクルト1000に含まれている乳酸菌シロタ株は安全性が国際的に認められており、継続的に摂取しても身体への悪影響は報告されていない。ヤクルト1000に含まれている乳酸菌量の3倍の3000億個の乳酸菌を継続して摂取した場合でも有害な事象は見られていない。
ただ、多量に摂取する事で効果が上がったりすることはないので注意!
ヤクルト400との違いは?
ヤクルトは様々な製品を展開しており、どの製品が良いのか迷ってしまいますよね。
ヤクルト1000が発売される前からヤクルト400という商品も発売されている。ヤクルト1000はヤクルト400と何が違うのだろうか?
大きな違いは値段・内容量・乳酸菌の三つです。
値段はヤクルト400が1本80円なのに対してヤクルト1000が一方130円である。内容量はヤクルト400が一方80 mL なのに対してヤクルト1000が1本100 mL である。ちなみに通常のヤクルトは1本65 mLなのでヤクルト1000はその2倍近いことになる。かなり大容量!
そして最も大きな違いが乳酸菌の量である。ヤクルト400の400億個に対してヤクルト1000には1000億個の乳酸菌が入っている。名前に乳酸菌量を入れるくらいだからヤクルト社がかなりアピールしたいポイントである事は間違いない。この乳酸菌量を達成するために20年の歳月がかかったらしい。
ヤクルト400はトクホとして登録されている。ヤクルト400は「おなかの調子を整える」機能を持つと申請されているが睡眠の質の向上やストレス緩和の効果は申請されていない。ただ、ヤクルト1000と同じ乳酸菌を使っている事から睡眠の質の向上やストレス緩和の効果も期待できるのはないだろうか。
まとめ
いかがだっただろうか。ヤクルト1000の効果をご理解いただけただろうか。
最も重要な事は自分に合う食品を選ぶ事である。睡眠の質を上げる効果やストレス緩和の効果を持つ食品は近年多く登場している。それらの食品が機能するメカニズムは食品ごとに異なる。効果がある食品もあれば効果がない食品もある。色んな食品を試してみて自分に合った食品を見つけられる事を願っています!
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